京都←→宮津  馬車時刻表
江戸時代の道路は人馬が通れる程度の細いもので、物資の輸送も苦労していたようです 
明治維新後は、国策として、道路の整備が進められ、明治24年には、京都府内でも、馬車便の運航が
始まりました、

当時の時刻表を見ると、10人乗りで、宮津、午後11時発、京都へは翌日午後4時着で、17時間かかっています、 

京都に宿泊施設も経営し、事業の順風満帆ぶりが伺えます、

 しかし、鉄道の整備が進み、舞鶴ー京都間が開通すると、丹後の人は、

 岩滝、宮津から汽船で舞鶴に渡り、舞鶴から、汽車で京都へ行けるようになり、

 乗合馬車は時代の主役から去って行ったのです。