九八式標定計算器 日本陸軍 射撃照準計算機 算定具
太平洋戦争中の、日本陸軍で、
大砲の照準計算をするために
使われた計算器です。
分解し、固着したグリースを
洗い流して多少の修理をすると、
調子よく、動きました。
蓋に張られた、説明文によると
交会法座標標高計算と
射撃基礎諸元計算が出来、
これを計算するために
この計算器では6種類の
計算式を解くことが出来ます
説明文は砲科の教育を
受けた人を対象に
書かれているので、
私には、イマイチ良く理解
出来ません。
左のダイヤルは、距離目盛り
右のダイヤルは、角度目盛りです
真中のツマミは算定用で、これを回して
計算します、
角度目盛りダイヤル
大きさは、スーツケースくらい、
メーカーは日本光学工業です。
この機械は射撃用計算器としては
最も簡単な部類です