警察用短波無線機  PRO-1

警察用短波無線機 PRO-1型です

戦後、昭和20年代半ばから、警察に無線が導入されました、、
警察署とパトカー(当時はジープ)の通信には、超短波(VHF)
都道府県警本部と各警察署の通信には、短波(HF)
が使われました
写真の機械は短波(HF)の無線機です

当時は、家庭用の短波ラジオでも警察無線を聞くことができ
進行中の事件の推移を知ることができました

現在では、周波数も超短波帯以上を使い、デジタル化され
部外者が聞くことは出来ません、

写真の無線機は、真空管式で、作りから、昭和30年頃と推定できます
昭和20年代の警察無線の雰囲気を出してみました。
こちらも短波の警察無線機です
払下げの時、銘板が剥がされて、型名はわかりません

真空管式で内部の検印は昭和29年となっています

可搬式となっているので、事件、事故の時、現地本部と
県警本部の無線通信に使用されたもののようです