国鉄 木造駅舎の図面  小停車場本屋標準図
田舎の駅の図面です
建設地の状況に応じ多少の変更はあります。
待合室、事務室の大きさは必要に応じ増減されます。
大正から昭和に入ると、鉄道路線は幹線から
地方の整備へと進み、全国津々浦々へと
延伸していきます、

次々と建てなければならない地方の駅舎を個別に
設計している余裕は無かったのでしょう


当時の駅はこの様な標準図によって建設されたので
地方の駅舎はどこもほとんど同じ間取りでした。


年配の方は故郷の駅舎を思い出して頂けば、
この図面の内のどれかだと思います
木造駅舎には、この切符の棚
があり、どこまでと切符を注文すると
駅員さんがこの棚をクルクルと回して
切符を取りだしてくれました

正式名称は知りませんが
回転式硬券入れと呼ばれる物
だと思います

昔、知人から、いただいた物です。